桐一葉(きりひとは)

という言葉が
存在していますけども

 

桐一葉とは
どのような意味がある言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

桐一葉の意味

についてまとめてみました。

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桐一葉の意味はどのようになっている?

それで桐一葉とは
どのような意味の言葉なのかと言いますと、

 

1.桐の葉が一枚落ちるのを見て秋の訪れを知る事

2.物事が衰退する前兆を感じる事

 

という意味を持っています。

 

青桐の葉というのは
普通の葉っぱより大きいですし、

他の樹木と比べると
早い時期に落葉をします。

 

大きい葉っぱである青桐が
一枚でも落葉するとなると、

とても存在感が大きいですから、

 

桐の葉が一枚落ちた事で

「そろそろ秋が訪れることだな」

と察知するのです。

 

そしてそんな

桐の葉が一枚落ちて
秋の訪れを感じる事から転じて

 

ほんの少しの事から
物事が衰退する前兆を感じる

という意味で用いられるようになりました。

 

似たような意味として

一葉落ちて天下の秋を知る

という言葉が存在しており

 

下記の記事にて
一葉落ちて天下の秋を知るについて解説してます↓

一葉落ちて天下の秋を知るの意味はどうなってる?

 

夏から秋、そして冬への季節の変化は

夏に最盛期ともいえる気温になるけど
秋冬と段々と気温が下がっていく事から、

 

栄えていたものが
衰退していくさまに例えられてるのでしょうし、

 

そんな桐の葉が一枚落ちて
秋の訪れを感じるという事が、

物事の衰退の前兆として
扱われているのだろうと思います。

 

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桐一葉は季語としてはいつ頃使うのか?

そんな桐一葉は
いつ頃の季語になってるのかと言いますと、

 

桐一葉には
秋の訪れを感じさせるという意味があるので、

秋の季語

となっています。

 

そして秋の中の
いつ頃の季語になるかというと、

初秋つまり秋の初め頃

の季語となっています。

 

他の樹木と比べて
早い時期に落葉する青桐の葉が

一枚落葉するのを見て

 

「秋の訪れを感じる」

という意味でつかわれるわけですから、

 

秋の訪れを感じる時期はおのずと

秋の初め頃である初秋

となっています。

 

旧暦だと初秋つまり秋の始まりは

立秋(8月7日頃)

からだとされていますので、

 

それくらいの時期から
桐一葉という言葉を用いていきます。

 

(ちなみに立秋についてはこちらを参照↓
立秋とはどんな意味になっているのだろうか?)

 

 

桐一葉の意味まとめ

桐一葉の意味としては

 

1.桐の葉が一枚落ちるのを見て秋の訪れを知る事

2.物事が衰退する前兆を感じる事

 

となっていますので、

 

秋の訪れとか
物事の衰退を感じるときに

桐一葉

と言う言葉を用いましょう。

 

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