秋になると

読書の秋

という言葉が使われますが、

 

読書の秋の由来は
一体どこからきているのでしょう?

 

なので今回は

読書の秋の由来

についてまとめてみました。

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読書の秋の由来はここから来てる?

読書の秋の由来として
通説とされているのが

 

古代中国の唐時代の詩人の
韓愈(かんゆ 768-824)の漢詩、

灯火親しむべし

が由来だとされています。

 

そして灯火親しむべしの意味は

涼しくて夜が長い秋は
灯火の下で読書するのに適している

となっていることから、

 

まさに読書の秋の由来と言われて
しっくりくる言葉となっています。

 

(灯火親しむべしの意味については
こちらの記事も参照ください↓

灯火親しむべしの意味ってどうなっているの?)

 

そして灯火親しむべしという言葉が
広く知れ渡るようになったのは

 

夏目漱石が
1908年(明治41年)に朝日新聞に連載した

三四郎

において

 

「灯火親しむべし」という言葉が
取り上げられたのが由来とされています。

 

なのである意味

夏目漱石が読書の秋を広めた

と解釈することもできるでしょう。

 

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読書の秋の由来はここからも来てる?

読書の秋の由来は
他にどこからきているのかといえば

 

秋は読書をするのに適している気候だから

というのも挙げられている。

 

勉強をする時や本を読むとき
適している室内の気温は

18度くらい

と言われているのです。

 

なので

暑すぎず寒すぎず秋の気温が
読書に集中するのに適してるのです。

 

春の初めころなども
これくらいの温度になるかとは思いますが、

 

秋になると

秋の夜長

なんて言葉が使われるくらい
夜が長くなる時期にもなってきます。

 

なので

集中しやすい気温になるだけでなく
夜が長くなるということで

 

秋は読書をするのに最適ということで
読書の秋となってるということですね。

 

(秋の夜長についてはこちら↓

秋の夜長の意味はこうでいつからいつまでなの?)

 

 

読書の秋が広まった由来とは?

読書の秋が日本で広まったのは

 

1924年に日本図書館協会が
11月17日から11月23日までを

図書週間

として制定し、

 

その後1947年に

第1回目の「読書週間」

が11月17日~11月23日に行われたのが
読書の秋の由来とされています。

 

ですが実際に読書の秋が
初めて使われるようになったのは

図書週間からではなく

 

1918(大正7)年9月21日の
読売新聞朝刊5面にて

読書の秋 図書館通ひの人々 読書と世間

と書かれてたのが初めての使用例とされてます。

 

とはいえ

読書週間から
読書の秋が広まったのは事実だと言えます。

 

 

読書の秋の由来まとめ

読書の秋の由来については以上。

 

読書の秋の由来については
色々とありますけども、

どの道秋は読書に適していますので、
この機会に本を読んでみましょう。

 

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